腰痛・腰椎椎間板ヘルニア・坐骨神経痛
脊柱管狭窄症・腰椎すべり症に対するBE FIT の対応をご説明します
✔︎医療機関を受診したが、内服のみの対応で困っている
年々酷くなる腰痛に根本的に治したいと思っている
✔︎腹筋・背筋など筋肉をつけるように言われたがどのようにトレーニングの仕方がわからない
腰痛の多くは筋力の弱化、バランス不良による姿勢の崩れが大きな一因となります
急性期(腰痛出現から3日程度まで)には内服治療も有効となりますが
その後に必要なことはストレッチなどによるコンディショニング
姿勢の改善のためのトレーニングです
腰部の疾患には椎間板ヘルニア・すべり症・変形性腰椎症・脊柱管狭窄症・筋筋膜性疼痛などがあり、
痛みの原因となる組織として「筋肉」「筋膜」「椎間板」「関節」「神経」が存在します。
そのため【長く立っていると痛い】という方もいれば【長く座っていると痛い】、【前屈(かがむ動作)が痛い】【後屈(そらす動作)が痛い】という方もいるように、皆が一様ではなく、症状はそれぞれ異なります。
個人の「本来の姿勢やカラダのバランス」「痛みの原因となる組織」を見極め、その人に合った根本から症状を改善するための施術・運動の指導を行います。
腰痛とは少し異なる「坐骨神経痛」
上記のリンクにて腰痛にも2種類あること、ぎっくり腰について説明していますが、坐骨神経痛はそれとは少し痛みのでる機序が異なります。
坐骨神経痛は右図のように臀部や大腿の後面、ふくらはぎの外側に痛みやだるさ、痺れや感覚鈍麻などの知覚異常を主症状とするものです。
「歩いていると痛くなってくる」「座っていると痛くなる」「前屈で痛みが増す」などが特徴です。「脊柱管狭窄症」という疾患にも間欠性跛行という症状があり、歩くと腰が痛くなったり重くなり、休むと症状が緩和してまた歩けるというものがありますが、時々「坐骨神経痛」と間違われることもあります。
坐骨神経痛は「梨状筋」という臀部の筋肉が症状に関連しているという場合が多くあり、ほぐすと症状が緩和することが多いのですが、梨状筋が硬くなる原因は「歩き方やバランス」が関わっていることが多いため、「歩くと痛くなる」という特徴があります。
そのため根本的な解決には、「歩行」をチェックし梨状筋の硬くなる「原因」をみる必要があります。
【ブロック注射が効かない場合は?!】
当店に来店される方の中には、腰痛や下肢への痛みが強く病院にかかったところ「坐骨神経痛」と診断され、【神経ブロック】を打った経験がある方もいらっしゃいます。
ブロック注射が効いた方もいれば、【効かなかった】方もいます。
腰椎・仙椎に由来する神経症状により下肢への放散痛が出現している場合には、ブロック注射は効果を示すと考えられますが、梨状筋を始めとする筋肉の緊張により神経が圧迫を受けている場合には効果を示さないこともあります。
また、坐骨神経痛と近い部位に痛みのでる原因として【筋膜】も存在します。
この場合には神経のストレッチテストや、ふくらはぎの痛みや痺れが陰性となり筋膜に対する施術が必要となります
体のそれぞれの関節に問題がなくても中心部である体幹がしっかりとしていなければ、重い物を持ち上げたり、スポーツをするといった、体に大きな負荷がかかる場面ではケガをしてしまうことがあります。
「日常生活」においても、仕事でたくさん歩く、長時間同じ姿勢をとり続ける、家事で腰を繰り返しかがめる、育児で子どもを抱っこする。といった一度ではケガに至ることのない負荷であっても、毎日繰り返しかかり小さな負荷が続ければいずれ痛みを招きます。では、なぜ痛みのでる人とでない人がいるのか。
その原因は姿勢と動き方にあります。スポーツ歴や既往歴(過去のケガや手術の経験)、生活習慣、メンタル(精神状態)によって動作や行動に変化が起こります。動作というのは姿勢のことも含めますが、姿勢や歩き方が変わることで筋力や体の柔軟性といった体の機能にも変化が起こります。しかし、この変化はよほど自分の体に敏感な方でなければ自分では気が付きません。この変化により、体の一部あるいは複数の部位にかかる負荷が大きくなり、痛みを引き起こしています。悪い姿勢や悪い動き方をしていればどこか痛くなるのは容易に想像がつきますね。
悪い姿勢や動き方を変えるうえで重要なのがやはり体幹になります。そしてもう一つ、体幹機能に大きく関わる呼吸です。不調を訴える方の多くに共通してみられるのが、体幹と呼吸の機能不全があります。姿勢が悪いと呼吸が浅くなりますし、大きく息を吸おうとすると肩がすくんでしまうのは肩こりにも影響します。不調を改善するには身についてしまった悪い姿勢や動作の癖を修正することを目的に、落ちてしまった機能を再構築する必要があるのです。
姿勢や動き方は人それぞれですので、エクササイズの内容は皆一様ではなくその方にあったものを指導する必要があります。動作をみることに長けた理学療法士の腕のみせどころです
脊柱管狭窄症とは、脊柱管と呼ばれる背骨の中の神経が通っている空洞が、加齢に伴う椎間板の減少や、骨棘、靭帯の肥厚など様々な理由により狭くなり、その結果神経が圧迫され、足や腰の痛みやしびれを主症状とする疾患です
脊柱管は加齢とともに狭小化する特徴があるので、「レントゲンで脊柱管が狭くなっているから」と、高齢者の腰痛の多くが脊柱管狭窄症と診断されてしまうことがあります。
脊柱管狭窄症の症状の特徴は
✔歩き出すと腰痛やしびれなどの症状が出現し、歩くのをやめて座って休んだり、前かがみになって休むと症状が緩解し、また歩き出せるという「間欠性跛行」が特徴です。
✔またその場で「腰を反らせる(後屈)をする」と脊柱管が狭くなるので症状がでることもあります。
それ以外の場合例えば
✔「朝起きたときに腰が痛い」
✔「長く座っていると腰が痛くなる」
✔「歩いていると痛みがでる、休んでも変わらない」
などの症状は「神経痛でない場合がある」ので、手術ではなくリハビリにて改善する可能性があります。
高齢になると骨や関節の変形はみられますが、それが痛みの原因ではなく、筋力の低下により姿勢が保てない「姿勢」が原因となって症状がでているケースが非常に多いです。
「脊柱管が狭いから手術」というのは得策ではありません。
手術の前に是非一度ご相談ください。
コンディショニングによりカラダのバランスが改善されても、長年の経過により筋膜のゆがみや硬さ(機能不全)により症状が残ってしまう方もおります。そのような方には、筋膜調整による痛みや症状の改善に特化した特別なメニューをおススメしています
筋肉にはそのまわりを包む「筋膜」が全身に存在します。筋膜には痛みを感知するセンサーが存在し、過去のケガや手術等により「筋膜」の滑りが悪くなり、痛みの原因となることがあります。
長年の姿勢や動きにより筋膜がゆがむとバランスや動き方が良くなっても筋膜のゆがみや硬さは残存し、症状が残ってしまうこともあります。
全身を連続的に連結している筋膜はその一部分がケガ(による中長期間の固定)や手術により硬くなると、その影響は隣あった部位、さらに遠く離れた部位にまで影響を与えます。そのため、筋膜が問題となる場合、現在の痛みがそこだけの問題でないことが非常に多いです。
何度同じ部位を施術してもらっても治らない慢性痛の方、過去にケガや手術をした経験がありそれ以降不調がで始めた、一か所だけでなく複数カ所に痛みや不調がある。という方には、筋膜治療をおすすめします。
筋膜調整は特にカウンセリングが大切です。時間がかかっても詳細に状態をお伺いします。また、筋膜の施術は炎症を誘発する手技であり痛みを生じますので、施術を行う前に説明をしっかりと行います。
どこに行っても良くならなかった、長年悩まされた痛みや不調が改善します。手足の痺れは腰椎や頸椎にヘルニアがあっても、その神経の支配領域と症状の部位が異なることを多く経験します。特に急性の痛み、痺れではなく、慢性的に症状が持続すればするほど、痺れや痛みはヘルニアが原因とはいえなくなります。その場合にも筋膜治療が有効となることを多く経験します。
筋膜調整後は簡単な筋膜ストレッチは指導し行いますが、筋力トレーニングは行いません。3日ほどは日常生活においても運動は控えていただきます。
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