トレーニング・ボディメイクブログ

〇部分が関節鏡の手術痕
非常に小さいが重要な部分

手術後のコンディショニング・トレーニング
-トレーニングでケガをしないために-

本日は当店にこられているクライアント様のご紹介をさせていただきます。
どのような方がコンディショニングやトレーニングにきているのか、またBE FITの強み・特徴をお伝えできればと思います。

クライアント様は
50代の女性Kさん、右膝の内側半月板損傷と膝蓋軟骨(皿の裏面にある軟骨)損傷を受傷され、関節鏡手術を経験されました。


手術は問題なく終了しましたが、その後も長時間の歩行時や、底の硬いパンプスを履くと右膝に痛みがあり悩まれていたそうです。
後ほど説明はしますが、Kさんのように手術をしたからと言って痛みが完全になくなることはないというケースはそれほど珍しいことではありません。

手術後に残存する痛みに関しては、その後も主治医と相談しながら経過をみており、レントゲンから軽度の変形性膝関節症もあるため、脚の筋肉をつけるようすすめられていたようです。
そのため、手術後理学療法士とのリハビリを終えた後は、「脚の筋力をつけるため」ジムでパーソナルトレーナーと筋力トレーニングをされていました。


最近はフィットネスブームということもあり、パーソナルジム・スタジオが急増しています。BE FITもその一つですが、その多くはダイエットやボディメイクのための筋力トレーニングを指導しているところほとんどかと思います。

KさんがBE FITに相談にこられたのは、パーソナルトレーナーとのトレーニングに対するカラダへの不安からでした。
例えばレッグカールやトレ―ナーによる過度のストレッチで、トレーニング中に膝に痛みが生じるほどの負担がかかっていたようです。また、バーベルスクワットによりしばらく腰痛がでたとのことでした。


トレーニングとしては最もメジャーなスクワットではありますが、半月板損傷・膝蓋軟骨損傷・軽度の変形性膝関節症にて現在も痛みがある状態であれば、たとえ「関節への負担を減らす目的で、ダイエットに必要な種目かつ効率的に下肢の筋力を向上する」という理由があってもすすめられるトレーニングではないかと思います。

Kさんの場合、膝の状態をみると可動域に制限のある状態、膝がしっかりと伸びていない状態でした。

膝の可動域制限がある状態では筋力も正常に発揮できないどころか、関節にかかる負担も通常より大きくなってしまいます。そのため痛みを関節を傷めてしまうだけでなく、姿勢の崩れも起こることからKさんのように腰痛など他の場所に痛みがでてしまうことがあります。

伸びていない原因は
・長い間その状態でいたことで膝裏の組織が硬くなってしまっていたこと
・手術痕周囲の皮膚・皮下組織の拘縮(硬さ)
・膝関節・膝蓋骨のアライメント異常(高さや捻じれなど位置のずれ)
と考えられます。

手術後には傷めた組織そのものではなく、そのまわり、手術痕自体が問題となり関節が正常に機能しない状態となることから二次的な痛みを生じることが多くあります。
関節鏡の手術痕はとても小さくあまり問題とならないと無視されてしまうことが多いのですが、実は非常に大切なポイントです。

手術後も痛みが残存するケースというのはこの二次的な痛みが原因である場合、そして手術部位自体がそもそも痛みの原因ではなかったという2点が最低でもあります。

今回はこの可動域制限をコンディショニングにて解決しながら、膝に負担のかからないトレーニングに関しては積極的に行う方向でトレーニングをすすめており、始めたばかりではありますが、2回目後からは、膝の下にクッションなどを置かなくても膝を真っすぐに伸ばして眠れるようになったとのことです。

昨今パーソナルトレーニングジム・スタジオが増えてきている中、腰痛や関節を傷めたなど、健康被害も増えてきているのが現状です。
トレーニングやボディメイク・栄養指導についてはプロの方でも医学的知識をもたれていない場合もあります。それ自体が問題となるわけではないと思いますが、クライアント様の大切な身体をあずけていただいているわけですので、まずは「安全」にすすめる、というのが大切なのではないかと思います。

特に過去に手術の経験、腰痛や関節痛等の痛みをお持ちの方には、ジムやスタジオ、トレーナーを選ぶ際の参考にしていただけたらと思います。

過去に手術やケガの経験がある方で現在も痛みに悩まれている方
ご相談だけでもお受けしています
   申し込み・お問合せはこちら
お気軽にご連絡ください
ブログトップ

こちらのページも合わせてご覧ください

BE FITの特徴

こちらのページも合わせてご覧ください

友だち追加

お問合せ

お電話でのお問合せはこちら

03-6457-4690

メールでのお問合せは24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。

お電話受付時間

受付日
 
午前
午後
受付時間

平日/10:00-22:00 (Last 20:30~) 
土日・祝/9:00-20:30 (Last 19:00~)

問い合わせフォームからのお問合せは24時間受け付けております。

定休日

不定休