はじめまして。理学療法士スタジオサロンBE FIT代表の小崎 俊季（オザキ トシキ）です。

私は平成19年に理学療法士の国家資格を取得し、これまで病院などの医療機関や、在宅でのリハビリを行う介護保険関連の施設に勤務し医師の指示のもと、患者様に対してリハビリを行ってまいりました。理学療法士になり、最初は「とにかく患者様を良くしたい」という気持ちで毎週のように講習会に参加していたのを覚えています。脳梗塞など重度の後遺症が残る患者様に対して、その先の人生を左右するであろう大きな責任とプレッシャーに、「自分なんかでいいのか」と涙したこともありました。理学療法を通じて多くの人と出会い、様々な経験をしました。

11年がたった今は、理学療法の大きな可能性を感じており、体のことで悩みをもつもっと多くの方に理学療法というものが広がっていけば良いと思っています。ただし、現在の法律の中で本当に必要としている人々に対して、十分なリハビリが提供できているかは疑問に思うところです。それは、退院後にリハビリを継続したいが保険や病院の都合上できなくなってしまった方、リハビリテーション科のある診療所にかかったものの理学療法士がおらず、診察と物理療法（電気や牽引など）のみの治療で終了してしまわれた方、そのような話も多く耳にします。

少し矛盾するかもしれませんが、理学療法士には開業権はなく、医療機関外においては理学療法を提供することができず、そのため理学療法士の施術やトレーニング指導は保険適応となりません。BE FITで受けられるコンディショニングもまた理学療法、リハビリとは言えず保険が適応されませんが、医療機関勤務時代に培った知識・技術を駆使し十分に満足していただけるものを提供できるよう、一生懸命、全力を尽くしサポートさせていただきます。